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2006年04月11日

スカジャンマガジン Original..

良く質問される事が有ります。
『良いスカジャンってなんですか?』って...

ここでは(Hayabusa/バックヤード両方です)ヴィンテージスカジャンのみを対象にしていますので、ヴィンテージスカジャン馬鹿の言う事だと思って読んで下さいね?

そんな僕なりにお答え致します。

何故ヴィンテージを着るのか?からお話した方が良さそうなので、お話します。
それは、ジャパニーズオリジナルだからです!
スカジャンには99%ブランドタグが付くものは無い。
と以前にお話しましたが、誰がデザインして誰が作ったのか?も定かでは有りません。そりゃそうでしょう?、お土産屋さんで売っていた記念ジャケットですから(笑)
ただ戦後間も無い日本で、材料の供給すらままならない時代、生きて行く為に知恵を振り絞って考え出された『洋服』。後に横須賀ジャンパーと呼ばれるスカジャンは、そうして生まれたのです。

これはれっきとしたジャパニースオリジナルで、この年代(1940後期〜1960初頭)に作られたもの『のみ』を僕たちはヴィンテージスカジャンと呼びます。

これ以前(1940以前)の洋服の歴史には、ベースボールジャケットなどのチームジャケットに刺繍やパッチワークが施されたものも数多く有りました。
ですが、B面(裏面)にまでも手を抜く事無く、精密なデコレーションが施された洋服は、存在しなかったのです。

Original...

当たり前に使われている今日この頃ですが、ヴィンテージクロージングにおいて、いやデザインやアートに関わる全ての人にして、これ以上に尊い意味の有る言葉は無いと私は思います。

オリジナルとは、最初にやったものの事をさします。
それは何も無い白紙の状態でデザインや物を生み出すことです。
最初の『状態』(Original Condition)のみをさす意味だけでは無いのです。
(例) ファスナーオリジナル..みたいに

私のアメリカの友人リチャードが言いました...
自分のハーレーのシートとレザーパンツを指差し、『Original』と一言。
もう十年近く前に聞いた言葉ですが、今も私の心に深く刻まれています。
そう、クロムハーツはそうして生まれたのです。

そして、彼の生み出したクロムハーツに便乗して様々なブランドがぞくぞくと出て来たのは周知の事実です。

私はオリジナルこそ、『本物』と呼ぶにふさわしいと考えています。

そして『本物』は、後に生み出されるものに大きく影響を与えるのです。


現在までにスカジャンも、数えきれない程のブランドが数々作っていますが、将来評価されるものは一体何れくらい有るでしょうか...

本物のスタイルを提供するには、ヴィンテージスカジャンでなくてはいけないのです。

私は昨年の4/25『インターネットでの限界』というタイトルで『本物にしか宿らない...さあ、皆さん考えてみましょう』と書いています。

今日のBlogが実は答えなんです。

僕たちはこだわりを持って『洋服』を選び、自分のスタイルに取り入れたいのです。

白紙の状態で生み出された『オリジナル』こそ、Hayabusaの提供したいスタイルなのです。

☆ 真ん中はただの宮大工。 俺?
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有る人が言いました...
『出村さんのスカル、レプリカ作られないうちに作っちゃった方がいいですよ』

上っ面だけのポンポココピーで誰か喜ぶのかな?
もしそんなものを買って、真実を知ればどう思うかな?
僕にはこの二行が書けずに『インターネットでの限界..』と言ったのです。

僕には、ヒストリーまで再現出来ない...

名も無い奴が、いにしえの横須賀に来た証にデザインした『オリジナル』だから...
posted by Hayabusa at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | スカジャンマガジン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする