それはまだ僕が、青臭いガキだった頃と気持ちは少しも変わっていません(遠い目...
今日は、スカジャンの過去十数年に渡っての相場の推移をお話します。
20年近く前の古着屋と言えば、今で言うところのヴィンテージショップがほとんどで、女子供の近寄る所では無かった様に記憶します。
アメカジブランドも今の様に多くは無く、DCブランンド全盛期でした。
そんなアメカジ好きには、古着屋で古き良きアメリカのにおいがするアイテムを探すのが一番の近道だったのは言うまでもありません。
そんな時代、京都には古着屋はほとんど無く、ミリタリーショップの払い下げの501のワゴンセールを掘り起こして赤耳やビッグEを探したりもしていました。まだほとんどと言うか、全くヴィンテージが認知されていない時代でした。
デッドストックのタイプ付きで3万円で、何時かはデッドなんて夢見た年頃です(笑)
リーバイスのファーストとセカンドが当時どちらも5万位で、ショップの方に『どっちがいいですか?』なんて聞いたら『好みやね?』なんて答えが返ってくるような、ほのぼのとした時代です。
現在ではファーストとセカンドでは評価も違い、片面タブ、両面タブでも評価が全く違いますけどね(笑)
それだけまだ、リーバイスの様な存在でさえ解析、分析、研究されていなかったのです。
その頃のスカジャンの相場はどうだったかと言うと、価格だけで言えば2万〜5 6万で買える様なものでした。
前にも書きましたが、ベッチンの方が高額でした。
噂でドクロなんてのも有るんやぞ!みたいな事を耳にしては『10万以上するやろな〜』などとこれまた夢見るガキでしたね

軍艦などのクラスが10万位です。
そして1989年を境に、MONOマガジンの影響からか何か判りませんが、その価格は急騰します!

メディアの情報によってより関心され始め、分析され始めたのです。
僕も雑誌を読みあさり、勉強した一人です

まだヴィンテージブームまではいかないまでも、価格はデニムを中心に劇的に上がりました。
1.5倍〜2倍は上がりました。
まだスカジャンは、それに影響を受ける事無くジリジリ上昇といった具合です。
この頃です!僕が働き始めてスカジャンと給料の換えっこしまくるのが!!

珍しいものが出たと聞きつけては、すぐに給料全部握りしめて買いにいきましたよ〜

スカジャンに合わせるXXだけ有ればいい...今もこの考えは変わりませんが、とりあえず片っ端から持っていない柄なら買いました。持っているお金は全てスカジャンに使うのが当たり前です。
話がそれて行きそうなので、相場を中心に続次回〜ヴィンテージブーム到来!で行きましょうか?
でわでわ...